宮城県無形文化財【宮城昭守】2尺4寸8分超

究極の長船兼光写し豪壮太刀！身幅ゴリゴリ3.45cm

栗原昭秀/宮入行平高弟 古刀再現の第一人者


■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。

【太刀銘】
表『宮城昭守作之』
裏『昭和六十一年二月日』

昭守刀匠は本名を宮城真一といい大正14年生まれ、
守国刀匠の子で宮城県きっての名流の系譜を受け継ぎ
白石市大畑に住して作刀した現代の巨匠です。

父に学んだのち昭和15年に日本刀鍛錬伝習所に入り
栗原彦三郎昭秀刀匠に師事し『昭守』の刀匠銘を授かり、
昭和18年の日本刀展覧会で金賞、翌年には会長賞に輝くなど
若くして国内有数の卓越した技量を発揮しています。

昭和45年より同門の人間国宝・宮入行平刀匠の元で
さらに技を磨き新作名刀展では毎年のように受賞を重ね、
また昭和58年に宮城県白石市の無形文化財に指定され
同63年には宮城県教育委員会より文化教育功績賞を受賞、
平成15年には地域文化功労者として文部科学大臣表彰を受け
同16年には数々の功績により宮城県無形文化財に指定されました。

備前伝・相州伝に長じて研究も精力的に行った昭守刀匠は
長船兼光写し相伝備前に到達し古刀再現の第一人者と評され
美観・斬れ味ともに最高峰と名高い優品を鍛えたばかりでなく、
日刀保の宮城県支部長や全日本刀匠会東北北海道支部長を歴任し
生涯を通じて日本刀文化の伝承・発展に貢献された大功労者です。


本作は昭守刀匠の集大成と云える長船兼光写しの超大作、
相伝備前の見応え溢れる出来口を示した豪壮傑作太刀です。

刃長2尺4寸8分超と長寸で中鋒延びて優美な腰反りつき
3.45cmと極めて広い身幅と肉厚な重ねのゴリゴリ姿にして
両面に掻き流した棒樋の効果で実用可能な刀身重量に抑えられ、
古名刀の如き気品と業物の風格をその身に宿しています。

錬れた板目肌よく詰んで杢・流れ肌が交じる精良な地鉄に
地沸微塵につき肌目に沿って細かな地景や地斑調の景色が表れ、
刃文は直調に互の目・小丁子を交えた格調高い乱れを焼き上げて
刃縁盛んに沸づいて小足入り金筋・打除けかかって匂口冴えるなど、
地刃ともに見処尽きない極上の作域を示した会心の一振です。

昭守刀匠の作中でもこれほどまでに長大なものは異例であり、
最上手の金着太刀ハバキや白鞘からも本作の入念ぶりが窺えます。

また物故刀匠のため日刀保の鑑定審査の対象となっており、
将来に向け鑑定書を付けて出世させていただくことも可能です。


現代を代表する宮城県無形文化財『宮城昭守』刀匠の最高傑作、
出来素晴らしい兼光写し豪壮太刀を家宝として末永くご愛蔵下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇

刃長：75.2cm 元幅：3.45cm 先幅：2.45cm

元重：0.75cm 先重：0.56cm 反り：2.4cm 目釘孔：1個

刀身重量：815g ハバキ重量：34g

（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）


◇◆ 状態 ◆◇

・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・多少のヒケや鍛え等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

■お
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・ご決済を確認後、商品を発送致します。

■発送方法■
◇◆ 発送方法 ◆◇

・基本的に 送料元払 で発送致します。


◇◆ 送料 ◆◇

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・品物によっては同梱発送も可能です。

■その他■
・気になる点はお気軽にご質問下さい。
・画像の刀掛けは付属致しません。
・著しく評価の悪い方は入札を取り消しさせていただく場合がございます。
・スムーズで気持ちの良いお取引にご協力をお願い致します。

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