BOSE M3 ヴィンテージ 使用回数 数回 クリアランス

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新品で購入し、数回しか使わず部屋に置いてありました。久しぶりにスマホで聞いたところ驚きの迫力と素晴らしい音でした。 M2が汎用品で、M3は乾電池が使え、回路なども別のマニア用です。 当時の音の高評価レポ付けます。まず低域。「M2」も凄いと感じたが、「M3」はさらに音が下がる。ケニー・バロン・トリオのJAZZ「Fragile」を再生すると、ルーファス・リードのアコースティックベースが「ボーン」というカタマリになって飛び出る「M2」に対し、「M3」は「ゴーン」と、地面の下から響いてくるように音が“一段落ち込む”。  エニグマ「グラヴィティー・オブ・ラヴ」は神殿の奥から、地獄のマグマのような低音が響いてくるような凄まじい曲だが、エコーを伴う低音がより響くのは「M3」だ。通常の楽曲でもその違いは感じられ、スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトのアルバム「Getz Gilberto」から「Corcovado」を再生すると、低音に芯が通っているため音楽全体に安定感がある。ボサノバやJAZZがより雰囲気良く、余裕を持って再生されているのがわかる。  中低音が力強いため、音の1つ1つがクッキリと描写され、ボリュームを上げていっても破綻が少ない。逆に「M2」では高域が強くなり、中低域も浮きぎみになってしまうため、ボリュームを上げると“うるさく”感じてしまう。  この違いは定位にも影響しており、手島葵「時の歌」で聞き比べると、広がる音場に楽器と歌手が横一列にならぶ「M2」に対し、「M3」では歌手が前に、ピアノやベースが後ろにと、奥行きが出る。  ただ、全ての面で「M3」が勝っているわけではなく、あくまで音質のキャラクターの違いだ。特に音圧の高さを活かしたロックの疾走感や、高域の抜けが良さから来る、ポップス/フュージョンの爽快さなど、「M2」の方が心地良いジャンルもある。  チューニング方向としては「音圧重視のM2」、「ワイドレンジ重視のM3」と表現できそうだ。「M3」はJAZZやクラシックなどを含め、ワイド/ニュートラルな再生が求められるソースに向いている。 とっておきたい感じもあるのですが、断捨離処分になります。これから使い込むとスピーカーのエイジングでより良いものになると思います。宜しかったらお願いします。

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